わたしの熊本の出身高校には「三綱領」という明治時代から継がれてきた行動指針があります。
「倫理を正しうし大義を明らかにす」
倫理とは必ずしも決められたルールや既存の道徳観ではないと思っています。そこには、時代と共に新しい解釈があり、倫理には不変の正解なんてないと思っています。例えば、私が毎日接している仕事の中で感じること。「認知症だから、障害だから、この人の安全、家族の安心のため」という大義の下で、健常者が、または、常識者と言われる人々が成人当事者の意志を無視して、ことを進めゆくことが正しいとは思えません。人口減少、少子高齢、障害の多い世の中において、少なくとも自分の半径50メータ内にある「人への尊厳」には重きを置いた倫理を正しくして大義を明らかにしたいと行動しています。看護師であり、当施設を客観的にサポートする職員、障害の経験豊富で、施設環境の改善と研修情報を共有する専門家集団。
「生きる」楽も苦も知り尽くしての思いやりに溢れている。
まぶち介護・社会福祉士事務所(独立型相談支援事務所)経営。
相談援助の分野ではプロ向けの指導を心理アセスメントによる助言を利用者様にも職員にも行う。(満床時より定期訪問予定)